• eclipseの pluginの exportを コマンドラインで

    eclipseのプラグインを作っていて、このビルドをCIに乗せたい。
    プラグインのエクスポート部分をどうやってantで実行したらいいのか、という話。

    pde.exportPluginsタスクというのがあるので、これをbuild.xmlに書けばいいのだけども、このタスクが実行できるほどのCLASSPATHを通すことを考えるとめまいがしてしまう。

    以下のページで、eclipseが抱えているant(org.eclipse.ant.core.antRunner)から実行する例が。
    [news.eclipse.platform.pde] Re: Ant and <pde.exportPlugins> task doesn't

    んー、eclipseが抱えてるantに任せるわけか。これならちょっとした環境固有のpathを与えるだけでpde.exportPluginsタスクが動かせるわけだ。

    ■build.xml(部分)
    <property name="dist" location="dist"/>

    <target name="export_plugin">
    <pde.exportPlugins
    destination="${dist}"
    exportSource="false"
    exportType="directory"
    plugins="com.example.plugins.id"
    useJARFormat="true"/>
    </target>

    ■バッチファイル例
    SET JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.5.0_21
    SET PATH=%JAVA_HOME%\bin;%PATH%

    java -jar C:\path\to\eclipse\plugins\org.eclipse.equinox.launcher_1.0.101.R34x_v20081125.jar -application org.eclipse.ant.core.antRunner -data "C:\path\to\workspace" -buildfile build.xml
    org.eclipse.equinox.launcher******.jarのpathおよびファイル名は環境それぞれに合わせて。

    eclipseを使うので、環境にeclipse(PDE)とワークスペースを事前に用意する必要があるけど、ファイルコピーするだけでいいのは助かる。

    環境:
    Windows XP Pro SP3
    Eclipse 3.4
    JDK5


  • XP mode動いた

    XPモードやっと動いた。
    クリーンインストールにXP mode(とVPC)を入れただけの状態で「他の仮想化ソフトウェアの実行中にWindows Virtual PCを起動することはできません。~~」という理解しがたいメッセージが出てきて足止めされてた。
    ※CPUの仮想化サポートが効いてない(BIOSでdisabledなど)ときとは違うメッセージ。

    この辺の話のようにAMD CPU(Phenom II X4 965)とGigabyte M/B(GA-MA790FX-DQ6)の食い合わせなのか。
    GigabyteのサイトからBIOS F7dを持ってきて再チャレンジしたらいけた。
    @BIOSを使ってWindows 7からBIOS更新という冒険魂。@BIOSの自動DLを使うと「F7b」に更新しようとする(僕が試したときは)ので、BIOSを先にDLしておいてファイルを指定した。

    xpm.png

    Windows 7の電卓とXPモードのFirefoxの図。スクリーンショット撮るために始めて起動したけど電卓が進化しすぎてて笑った。
    ホストのUSBデバイスと接続できるのがすごい便利というか感動。
    仮想PC側の通知(ウイルス対策の警告など)が、ホスト側の通知に統合されて表示されるんだな。

    もっといろんなアプリで試そうと考えたけど、どうしてもXP側で動かさないといけないアプリが特になかったりで。。。このごろはウェブアプリ多いし。
    まーしかし結構便利かもという印象。

  • Windows7来た

    ドスパラで予約しておいたWindows7 x64 Ultimate来た(^^
    さっそくインストール。
    • CPU:Phenom II 965
    • M/B:Gigabyte MA790FX-DQ6
    • メモリ:6GB(ここで書いた理由でDDR2)
    • VGA:Radeon HD 3850
    • HDD:WDC WD740ADFD(結構前のRaptor)
    もともとVista x64がインストールされていたHDDに新規でインストール。
    インストールの最終処理で妙に時間がかかったけど、じっと待ってたら完了した。

    エクスペリエンスインデックスは↓のスクリーンショットのとおり。5.4。
    HDDがSATA/1500なので、SATA/3000にしたらちょっとは違うだろうか。
    wexp.png

    Vista x64をずっと使ってきたので大きな変化は感じない。
    ドスパラの予約特典で「窓辺ななみオリジナルテーマ」がついてきて、一度はセットアップしたものの壁紙/サウンドが萌え萌えしすぎてて人前では使えん(^^; でもまー いいと思います。

    2~3時間さわってみたちょっとした感想。
    • Teraterm:ちょうどCentOS5.4が公開されたところでサーバメンテ用にインストールした。フォントの設定に「Terminal」が現れず困った。
      コンパネ→フォントで、Terminalフォントを「表示」にしないと選択肢に出てこない。
    • iTunes:x64版をインストール。ストアの表示であるとか、iPodの同期は普通に出来た。
    • アンチウイルス:とりあえずのインストール(ライセンス認証も保留にした)なので、いつものNOD32でなく「Microsoft Security Essentials」をインストール。重いのか軽いのかもう1つ実感はわかず。
    • Vista 64ビットでは動かなかった(ウチの環境固有の問題かも)USB外付けDVD-ROMドライブ(Logitec LDR-PMC8U2)が標準ドライバで使えたのはちょっとうれしい。
      ※CD-ROMの読みこみに使っただけなので、書き込めるかどうかは知らない。
    • Aeroシェイクの使いどころがわからん・・・。
    • 左右にウィンドウをスナップさせるやつの使いどころがわからん・・。ウィンドウを左右並べて比較することってそんな多いかなあ。




  • Phenom機で VMware ESXi 4.0

    手持ちのPhenomなPCでESXi 4.0が動かないかな~と思い立ってチャレンジ。
    結果的に下記の環境で動いたんだけど、やはりというかなんというか、非Intelなデスクトッププラットフォームでは何かと面倒があった、というメモ。

    環境:
     CPU:Phenom II X4 965BE
     メモリ:DDR2 6GB
      →最初に2GB、後から4GB買い足したので半端な数字に・・
     M/B:Gigabyte GA-MA790FX-DQ6
      →BIOS F7bに更新
     NIC:Intel PRO/1000 CT Desktop Adapter(PCIe接続)
     HDD:SATA
     光学ドライブ:IDEなDVD ROM
     VGA:Radeon HD3850
     他:
      RATOC REX-PCI15S SATA拡張カード(PCI接続)

    ※965なのになんでDDR2なのか。それはCPUを買ったときにメモリとM/Bをとっかえるほど散財する気力がなかったから。。

    インストールCDイメージをCD-Rに焼いてDVD ROMから起動→SATA HDDにインストール。
    再起動後、ネットワークの設定(IP/GW/DNS)→vSphereClientをダウンロードしてセットアップ。
    仮想マシンを作ってCentOS 5.3(x64)をインストール→VMwareToolsをセットアップ、てところまでは動いた。ESXi 4のVMwareTools(RHEL5 64bit)はrpmじゃなくってtarになったのか。

    この↓ページに非公式ながらも各デバイス(チップ)のHCLがあって非常に役に立った。
    ESXi simple.map

    以下、「だめだった」こと。

    1. MA790FX-DQ6のオンボードNICは認識されなかった。
      インストーラの起動時点で「failed to load lvmdriver」で動かず。
      RealtekチップがHCLにないのは知っていたので、以前購入しておいたIntel PRO/1000 CT(PCI express) をさしてクリア。

    2. MA790FX-DQ6のオンボードSATAポートにぶらさがってるHDDは認識されなかった。
      インストーラ起動するも、「unable to find supported device to write」で終了。
      ネットで見かけたインストーラのスクリプトを書き換える作戦もやってみたが認識せず(そもそもデバイスが見えてないようなので当然といえば当然)。上記非公式HCLを見る限りでは(このM/Bの)オンボードSATAでは無理そう。

      ではSATAポート拡張カードをさしたらどうかということで、内側SATAポートを持っていてHCLに載っているSATAカード(かつお手ごろなやつ)を探した。最終的にはRATOCのREX-PCI15S を購入。
      カード上のジャンパを「BIOS有効」に変更し、オンボートSATAは全部disableにした。

      チップはSilicon Image製Sil 3512。本当はPCIe接続のものがよかったのだけどHCLに載ってないので冒険せず(^^
      RATOCの製品は、製品ウェブページでもパッケージでも使っているチップがはっきり書いてあって好感度高し。

    3. ESXiをUSB Flashメモリに書き込んでの起動にチャレンジするも、USBメモリからの起動自体が出来ず挫折。。。
      同メモリをThinkpad X60に挿すとESXi起動途中まではいけるので、書き込み自体は問題ないはず。。
    SATAがPCIにぶら下がってしまうのは惜しいけど、なんとか手持ちの環境でESXiを立ち上げられた。


    おまけ:
    評価状態から、無償利用のライセンスを入力すると機能制限はこんな感じだった。

    ■評価状態
    製品の機能:
        最大 8 ウェイの Virtual SMP
        ESX Server 用 vCenter Agent
        vStorage API
        VMsafe
        DVfilter
        VMware HA
        ホットプラグが可能な仮想ハードウェア
        VMotion
        VMware FT
        Data Recovery
        vShield ゾーン
        VMware DRS
        Storage VMotion
        MPIO / サードパーティ マルチパス
        分散仮想スイッチ
        ホスト プロファイル
    ■ライセンスキー入力後
    製品の機能:
        最大 256 GB のメモリ
        最大 4 ウェイの Virtual SMP




  • OmegaTの訳文ファイル生成をコマンドラインで

    翻訳作業にOmegaTという翻訳メモリを使っている。
    • javaのpropertiesに対応している。
    • (翻訳メモリ的には当たり前だろうけど)用語集を定義できる。
    • 既翻訳文から類似した部分を提示してくれる。
    • 無償で利用できる。
    • UIがすっきりしていると思う。
    てなところが選定理由。

    原文ファイルから訳文ファイルを生成するのは、GUIメニューから実行するのだけど、これを自動化したい(antのbuildに組み込めないか)と思って調べた。

    こういうときオープンソースはいいよなーとソースを読んだら期待通りCLIが実装されてた。
    ※けど、よくよく見れば(英語版の)マニュアルにばっちり書いてあったのだった。

    ■antを実行するbat
    set JAVA_HOME=C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_15
    set OMEGAT_HOME=c:\Program Files\OmegaT
    cmd /c c:\path\to\ant\bin\ant.bat

    ■build.xml(部分)
    	<property name="project" location="omegat"/>
    <property environment="env"/>

    <target name="gentext">
    <java
    fork="true"
    jar="${env.OMEGAT_HOME}/OmegaT.jar"
    failonerror="true">
    <arg value="${project}"/>
    <arg value="--mode=console-translate"/>
    </java>
    </target>

    ディレクトリ構成
     ./
      build.xml
      omegat/ ・・・OmegaTのプロジェクト
       source/ ・・・原文ファイル置き場
       target/ ・・・訳文ファイル出力先


    環境:
     Windows XP Pro SP3
      JRE 6
       OmegaT 2.0.3
       Ant 1.7