結果的に下記の環境で動いたんだけど、やはりというかなんというか、非Intelなデスクトッププラットフォームでは何かと面倒があった、というメモ。
環境:
CPU:Phenom II X4 965BE
メモリ:DDR2 6GB
→最初に2GB、後から4GB買い足したので半端な数字に・・
M/B:Gigabyte GA-MA790FX-DQ6
→BIOS F7bに更新
NIC:Intel PRO/1000 CT Desktop Adapter(PCIe接続)
HDD:SATA
光学ドライブ:IDEなDVD ROM
VGA:Radeon HD3850
他:
RATOC REX-PCI15S SATA拡張カード(PCI接続)
※965なのになんでDDR2なのか。それはCPUを買ったときにメモリとM/Bをとっかえるほど散財する気力がなかったから。。
インストールCDイメージをCD-Rに焼いてDVD ROMから起動→SATA HDDにインストール。
再起動後、ネットワークの設定(IP/GW/DNS)→vSphereClientをダウンロードしてセットアップ。
仮想マシンを作ってCentOS 5.3(x64)をインストール→VMwareToolsをセットアップ、てところまでは動いた。ESXi 4のVMwareTools(RHEL5 64bit)はrpmじゃなくってtarになったのか。
この↓ページに非公式ながらも各デバイス(チップ)のHCLがあって非常に役に立った。
ESXi simple.map
以下、「だめだった」こと。
- MA790FX-DQ6のオンボードNICは認識されなかった。
インストーラの起動時点で「failed to load lvmdriver」で動かず。
RealtekチップがHCLにないのは知っていたので、以前購入しておいたIntel PRO/1000 CT(PCI express) をさしてクリア。 - MA790FX-DQ6のオンボードSATAポートにぶらさがってるHDDは認識されなかった。
インストーラ起動するも、「unable to find supported device to write」で終了。
ネットで見かけたインストーラのスクリプトを書き換える作戦もやってみたが認識せず(そもそもデバイスが見えてないようなので当然といえば当然)。上記非公式HCLを見る限りでは(このM/Bの)オンボードSATAでは無理そう。
ではSATAポート拡張カードをさしたらどうかということで、内側SATAポートを持っていてHCLに載っているSATAカード(かつお手ごろなやつ)を探した。最終的にはRATOCのREX-PCI15S を購入。
カード上のジャンパを「BIOS有効」に変更し、オンボートSATAは全部disableにした。
チップはSilicon Image製Sil 3512。本当はPCIe接続のものがよかったのだけどHCLに載ってないので冒険せず(^^
RATOCの製品は、製品ウェブページでもパッケージでも使っているチップがはっきり書いてあって好感度高し。 - ESXiをUSB Flashメモリに書き込んでの起動にチャレンジするも、USBメモリからの起動自体が出来ず挫折。。。
同メモリをThinkpad X60に挿すとESXi起動途中まではいけるので、書き込み自体は問題ないはず。。
おまけ:
評価状態から、無償利用のライセンスを入力すると機能制限はこんな感じだった。
■評価状態
製品の機能:■ライセンスキー入力後
最大 8 ウェイの Virtual SMP
ESX Server 用 vCenter Agent
vStorage API
VMsafe
DVfilter
VMware HA
ホットプラグが可能な仮想ハードウェア
VMotion
VMware FT
Data Recovery
vShield ゾーン
VMware DRS
Storage VMotion
MPIO / サードパーティ マルチパス
分散仮想スイッチ
ホスト プロファイル
製品の機能:
最大 256 GB のメモリ
最大 4 ウェイの Virtual SMP
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