JUDEで FP

2008/11/02

Categories: jude astah

失敗のないファンクションポイント法
受託開発の見積りをすることがある。

このフェーズにおいてもJUDEを利用しています。
以前はモデリングはともかく数字の部分が「KKD(経験・勘・度胸)」だったのだけど、ここ二年ぐらいはファンクションポイントによる見積りにチャレンジしているのです。
※機能規模と関連の薄い部分(導入とか利用者トレーニングとかバッファ)は相変わらずKKDだけど。

という感じで。

かなり詳細にシステム像をイメージしないと数字が出せないのが難点といえば難点だけど、どんなものを作るかわからないのに見積り数字が出るってのも変といえば変。
それに計数を重ね記録することで、(組織/チームとしての)生産性が見えることがわかったのは収穫だったと思う。

で、

せっかくJUDEでモデリングしているのだから、これを活かしてFP計数が出来ればなお効率もいいだろう、という話し。
すでにやっておられる方がいるので今更感はあったのだけど、これも理解を深めるため&自分都合の使い易さのためということで。

judeユーティリティ

■実行環境
 OS: CentOS 5.2 i386
   libxml2: 2.6.26-2.1.2.6
   ruby: 1.8.5-5.el5_2.3
     rubygems: 1.2.0
     libxml-ruby: 0.8.3 (gem)
   JRE: Sun Java 1.6.0_07
     jruby: 1.1.4
     JUDE-Pro: 5.4

※注意:プログラムの実行結果について作者はなんら責任を持ちませんので悪しからず。

このFP計数ユーティリティにおける前提条件は以下のとおり。

FP計数周辺に絞った手順

1. モデリング
2. 計数元ネタファイル作成
3. FP計数


ファンクションポイント法自体については「失敗のないファンクションポイント法 」という本を参考にしています。
この本は項目説明が網羅されているだけでなく例示が勉強になります。300ページちょいの本ですが、約200ページを「計測実習」に割いており非常に具体的で参考になります。




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