- NUnit
- http://www.nunit.org/から。
- 今回対象としているプロジェクトは.NET1.1用のため、NUnitも合わせて1.1用をDL
- 今回使用したのは2.2.8
- Nant
- http://nant.sourceforge.net/から。
- 今回使用したのは0.85rc4
- Cruise Control .NET
- http://ccnet.thoughtworks.com/から。
- 今回使用したのは1.0.1
- CCNET Webダッシュボード日本語化も導入した。
- svn.exe(コマンドラインで使えるもの)
- http://subversion.tigris.org/から。
- 今回使用したのは1.3.2
- IIS
- コンパネ→プログラムの追加と削除→Windowsコンポーネントの追加と削除
CCNETサービスからsvn.exeが実行できない
インストール直後につい忘れてしまう。subversionリポジトリから最新バージョンを取り出すためにsvn.exeを用いるのだが、環境変数APR_ICONV_PATHに値が設定されていなければならない。この環境変数は上記svn.exeをインストールするとインストーラによって「システムの環境変数」に設定されているのだが、後から起動したサービスには適用されないようだ。一度Windowsを再起動した。
初回チェックアウトは手作業
これはCCNETのマニュアルに書いてあるが、一度チェックアウトを行って二回目以降は「svn update」で取り出せる状況を作って置かなければならない。svn.exeの出力が文字化けする
ここがハイライト。CCNETがsvnを使ってワーキングコピーを最新化する際、↓のようなコマンドラインで実行されるのだが、ログに日本語が含まれると出力内容が文字化けしてしまう。
svnのパス log リポジトリURL -r "{2006-08-15T06:42:36Z}:{2006-08-22T14:02:39Z}" --verbose --xml --non-interactiveコマンドラインで直接実行してみると、コマンドの実行結果はUTF-8で出力されているっぽい。これをCCNETが読み込む際、「nativeなエンコード(=CP932)→UTF-8?にエンコードを変換しようとして化ける」という流れなのだろう。
文字化けするだけならWebダッシュボードのビルドレポートが悲しくなる程度の問題で済むのだが、どうも文字化けの影響でタグの部分が正しく解釈されないケースがあり、well-formedなXMLと判断されないことがある。こうなるとビルドが失敗してしまうので困る。
そこでadhocにsvn.exeの出力を単純にUTF-8→MSKANJIに変換するbatを間に挟むことにした。
- エンコードの変換にはコマンドライン実行できるiconvを用いた。(この辺unixだと苦労が少ないんだけどなー)
- KaoriYa.netから入手。
- 今回使用したのは「Libiconv DLL 1.10-20060516 for Windows」。このアーカイブに同梱されているiconv.dllとiconv.exeをどこか適当な場所に置く。
- 以下のようなbatファイルを作って適当な場所に置く。
@set SVN="C:\Program Files\Subversion\bin\svn.exe"
@if "%1" == "log" %SVN% %* | iconv.exe -f utf-8 -t MS_KANJI
@if "%1" NEQ "log" %SVN% %*
- パスに空白入っているとダメだけど。ま、環境にあわせてよしなに。
- 「log」以外のサブコマンドの場合は変換していない。その他のサブコマンドの出力はnativeエンコードになるようなので。
- ccnet.configのsourcecontrol要素にsvn.batの所在を指定する。
<sourcecontrol type="svn">
<trunkUrl>リポジトリのURL</trunkUrl>
<executable>svn.batのパス</executable>
</sourcecontrol>
encoding="utf-8"なのに実体はMSKANJIなXMLが吐き出されるのはちょっと気持ちが悪いがCCNET(厳密には.NET Frameworkか)が気にせず読んでくれるのでヨシとする。 >> Home