ここの手順ではEclipseのプラグイン入手についてUpdateSiteを使わずにいちいちダウンロードしているが、これはダウンロードしたプラグインを保存しておいて、別PCに再度同じ環境を作りたい、という意図から。ネットワーク環境によって数十MBのダウンロードが苦になる場合があるから。
JDK編
- 詳細省略。使っているのは5.0
Eclipse編
- Eclipse SDKを導入する。
- Eclipse downloads homeからSDKをダウンロードする。今回使ったのは3.1.2
- てきとうな場所にアーカイブを展開する。
- Eclipse Project Downloadsから「Language Pack」をダウンロードする。今回使ったのは「3.1.1_Language_Packs」
- Eclipseを展開したディレクトリと同じ場所にアーカイブを展開する。
- WTPを使うので必要なプラグインを導入する。今ひとつ何が必須なのかよくわからないが、EMF/SDO・XSD・GEF・VE・WTPを導入した。
- VE(VisualEditor)は直接関係ないのだが、JEMを含んでいるので導入する。JEMがどのタイミングで導入されたかに気がつかず、二回目の環境構築でかなりハマった。
- EMF/SDO、XSD
- Eclipse Tools - EMF DownloadsからEMF/SDOをダウンロードする。今回使ったのは2.1.1のランタイム。
- EMFと同じ場所から、XSDをダウンロードする。今回使ったのは2.1.1のランタイム
- EMFと同じ場所から、「EMF 2.1 Language Packs」をダウンロードする。EMF/SDOランタイム用とXSDランタイム用をそれぞれダウンロード。
- ダウンロードしたアーカイブ全てをeclipseと同じ場所に展開する。
- GEF
- GEF Project DownloadsからGEFをダウンロードする。今回使ったのは3.1.1のランタイム。
- GEF Translation PacksにNLパッケージがあるのでダウンロードする。
- ダウンロードしたアーカイブ全てをeclipseと同じ場所に展開する。
- VE
- Visual Editor ProjectからVEをダウンロードする。今回使ったのは1.1.0.1のランタイム。
- ダウンロードしたアーカイブ全てをeclipseと同じ場所に展開する。
- WTP
- Eclipse Web Tools Platform (WTP) DownloadsからWTPをダウンロードする。今回使ったのは1.0のランタイム
- WTPと同じページから「0.7.1 Language Packs」をダウンロードする。完全ではないが多くの部分が日本語化されて使いやすいので利用する。
- ダウンロードしたアーカイブ全てをeclipseと同じ場所に展開する。
- 全てのアーカイブを展開したらEclipseを起動する。[ファイル]-[新規]-[プロジェクト]を選び、ウィザードの選択で「Web/動的Webプロジェクト」が選択できるならOKだと思う。
- 環境変数PATHにJRE/binを入れているせいか、Eclipseが認識している「インストール済みのJRE」にJREのパスが設定されている。後々「tools.jarが見つからないけど?」というようなことを言われるので、JDKのパスに変えてしまう。
- [ウィンドウ]-[設定]から、「/Java/インストール済みのJRE」に移動
- 「追加」ボタンを押してJREを追加する。
- JRE名は適当。「jdk1.5」とした。
Ant編
- Antを導入する。Eclipseに元々同梱されているAntでいいのかもしれないが、新しいバージョンを入れてみた。
- Apache Ant - Welcomeからダウンロードする。今回使ったのは1.6.5。zip版をダウンロードした
- 任意の場所にアーカイブを展開する。僕の場合、下のようにしている。
- c:\java\
- apache-ant\
- bin\
- docs\
- etc\
- lib\
- ・・・・
- apache-ant\
- c:\java\
- Eclipseから使えるようにする。
- [ウィンドウ]-[設定]から、「/Ant/ランタイム」へ移動
- 「Antホーム」ボタンから、上記でAntを導入したディレクトリを指定する。
Tomcat編
- Tomcatを導入する。
- Apache Tomcat - Apache Tomcatからダウンロードする。今回使ったのは5.5.15。Binary Distributions→Core→zipをダウンロード
- 任意の場所にアーカイブを展開する。僕の場合、下のようにしている。
- c:\java\
- apache-tomcat\
- bin\
- common\
- conf\
- logs\
- server\
- shared\
- temp\
- webapps\
- work\
- ・・・・
- apache-tomcat\
- c:\java\
- Eclipseから使えるようにする
- [ウィンドウ]-[設定]から、「/サーバー/インストール済みランタイム」へ移動
- 「追加」ボタンを押して新規サーバを登録。
- ランタイムのタイプに「Apache Tomcat v5.5」を選択して「次へ」ボタン
- インストールディレクトリに上記で導入したディレクトリを指定。名前、JREをてきとうに指定して「終了」ボタン
- [ウィンドウ]-[ビューの表示]-[その他]から、「/サーバー/サーバー」を選択してOKボタン。
- 表示されたサーバービューにフォーカスを移動して、ペイン内のコンテキストメニューから[新規]-[サーバー]
- サーバーランタイムをてきとうに選択する。
- サーバービュー内にTomcatインスタンスの状態が表示されるはず。
- [ウィンドウ]-[設定]から、「/サーバー/インストール済みランタイム」へ移動
Axis編
- Axisを導入する。
- WebServices - Axisからダウンロードする。今回使ったのは1.3。バイナリパッケージをダウンロード
- 任意の場所にアーカイブを展開する。僕の場合、下のようにしている。
- c:\java\
- axis\
- docs\
- lib\
- samples\
- webapps\
- xmls\
- ・・・・
- axis\
- c:\java\
- Axisの動作に必要なライブラリを入手する。
- JavaBeans Activation FrameworkからJAFをダウンロードする。今回使用したのは、1.0.2。
- ダウンロードしたアーカイブの中から「activation.jar」を取り出し、Tomcatがロードするjar群の中に放り込む。コンテキストの管理下でもいいと思ったが、共通に使われるものだからTomcatの配下にした。
- c:\java\apache-tomcat\common\lib\
- AxisのライブラリをEclipse上で一度に参照できるようにユーザライブラリを定義する。
- [ウィンドウ]-[設定]から、「/Java/ビルド・パス/ユーザー・ライブラリ」へ移動
- 「新規」ボタンを押す
- ユーザライブラリ名=AXIS_LIB
- 「AXIS_LIB」を選択して「JARの追加」。Axis導入ディレクトリ/lib/配下のjar全部を選択する。
sen編
- senを導入する。
- Sen Project - Sen Projectからダウンロードする。今回使ったのは1.2.1
- 任意の場所にアーカイブを展開する。僕の場合、下のようにしている。
- c:\java\
- sen\
- bin\
- conf\
- demo\
- dic\
- docs\
- lib\
- src\
- ・・・・
- sen\
- c:\java\
- 辞書を用意する
- perlとantが動く環境を用意する
- sen導入ディレクトリ/dic/に移動し、build.xmlをantでビルドする。
c:\java\apache-ant\bin\ant.bat
- 辞書のダウンロードと構築が自動で行われる。
- 一度どこかで辞書の構築を行えば、その環境をまるごとコピーしてきてもいい。
- 動作確認する。
- sen導入ディレクトリ/bin/に移動
- デモプログラムを実行し、標準入力に適当な文章を与える。
> cd c:\java\sen\bin
> set SEN_HOME=c:\java\sen
> set JAVA_HOME="c:\Program Files\Java\jdk1.5.0"
> sen.bat
(中略)
明日は明日の風が吹く
明日 (明日) 名詞-副詞可能(0,2,2) アシタ アシタ
は (は) 助詞-係助詞(2,3,1) ハ ワ
明日 (明日) 名詞-副詞可能(3,5,2) アシタ アシタ
の (の) 助詞-連体化(5,6,1) ノ ノ
風 (風) 名詞-一般(6,7,1) カゼ カゼ
が (が) 助詞-格助詞-一般(7,8,1) ガ ガ
吹く (吹く) 動詞-自立(8,10,2) フク フク